皇の時代

今、小山内洋子さん著の「大転換期の後 皇の時代」という本を読んでいます。

去年友達から聞いて興味を持ったのですが、積読が溜まっていたので

しばらく手に取ることはありませんでした。

それがなぜか最近になってまた気になりだし、数日前に読み始めました。

私が読んでいるのは今年の3月に出版された「改訂版」ですが、

2019年に出版された新装版は売り切れて高額になっていました。

まだコロナが流行する前に、まさに今の時代のことが書かれていて、話題になったようです。

 

読み始めたばかりなのに、なぜ今日のブログに書いているかと言うと、

「はじめに」の最後に書かれていたことが、私が最近考えていたことと

まったく一緒で驚いたからです。

その文章をシェアさせて頂きます。

 

これからの時代は、もう、誰かの言うことに信じて従う時代ではありません。本当にそうなっていくのか、皆様一人一人が検証していって欲しいのです。そして、疑問が生じたら人に聞かず自分で調べてみてください。それがこれからの時代のルールである「自立」です。「自立」とは、すべて自己責任がとれるということです。

引用:小山内洋子『改訂版 大転換期の後 皇の時代』

 

この文章を読んだ時、「私の感覚は合っているよ」と言う後押しをもらえた気がしました。

だから今この本を手に取ったんだと思います。

 

ブログでも書きましたが、私はもともと母との共依存関係に苦しんでいたこともあり、

自立は大きなテーマの一つでした。

末っ子なのもあり人を頼ることは苦手ではない分、サポートしてくれればくれるほど

借りを作っているような気分になったり、自分が小さくなるような感覚を持つこともありました。

このことはまた別の機会に詳しく書きたいと思っていますが、

人間関係はお互いの「自立と依存」のパワーバランスが崩れると、

その関係はどちらかにとって、あるいはお互いにとって心地よくない関係になっていきます。

これは何度も経験しているので、身をもって実感しています。

 

そんな私ですが、長年、心の癒しをしてきて、人間関係の悩みからの気づきを

繰り返す中で、この1年くらいでやっと「自立したもの同士」の人間関係の心地良さ

を体感してきました。

今が人生の中で一番、幸せな人間関係に恵まれていると感じています^^

 

「自立」と言うと一見、「人に頼らず自分のことは全部自分でする」

ようなイメージがあるかもしれませんが、そういうことではありません。

精神的に自立しているもの同士の関係は、頼って頼られる関係ですし、

必要以上に干渉し合わないので、とっても心地いいんです。

 

自立というのは人間関係だけではなく、コロナで変わったことでも書いたように、

あらゆることを鵜呑みにせずに「自分で考える」ということも含みます。

 

今までは他人に任せていてもなんとかなる時代だったかもしれませんが、

私もこれからの時代を幸せに生き抜いていくためには

「自立心」が欠かせないと感じています。

 

これは個人レベルだけではなく、国レベルでも自立した相互尊重できる関係を築くことなしに、

平和はイメージできないなと最近特に思っています。

世界政府という考えもあるのかもしれませんが、少なくとも今は

私には自立した国家の共存を目指すのが現実的だと感じます。

 

今年もう一つ、私が自立したこと。

それはペーパードライバーを卒業したことです!

コロナで国内旅行によく行くようになって「運転できればなあ」

と思うことが重なって、人に頼ってばっかりじゃダメだと思い、

講習に通って運転できるようになりました。

出来ることが増えることって、手っ取り早く自信に繋がります!

運転が楽しいという感覚が取り戻せたので、世界が広がりました♪

 

「自分軸」とは結局「自立」のエネルギー。

毎日少しずつでも、一緒に自立のエネルギー育ててみませんか?

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