7月20日から5日間、韓国でIFS(内的家族システム療法)のレベル2トレーニングに参加してきました。
久しぶりの海外。
そして英語での対面トレーニングに、私は少し緊張していました。
でも今回、私が一番向き合ったのは、「人との繋がり」でした。
韓国へ行く前、一番不安だったこと
私の中には、大人数(今回のトレーニングはスタッフ含めて51名)の中に入ることに、緊張する私がいます。
ただいるだけならまだしも、会場に円を囲むように椅子がセッティングされ、自己紹介などもあります。
また英語でのトレーニングなので、特にセラピーのプラクティスに対して緊張する私もいます。
本当は私の中の完璧主義な部分が、事前にもっとセラピー練習を英語でしようと決めていたんですが、愛猫の看護から看取りなどで、それどころではなくなっていました。
正直、しばらくは気持ちが追いつかず、韓国トレーニングにも前向きではありませんでした。
そんな中、直前になってやっと実感が湧き、緊張感も高まってきました。
特に一番怖かったのは「大人数の中で、ちゃんと人と繋がれるだろうか」ということ。
私の中には「人との深い繋がりを切望している部分(IFSでは”パーツ”と呼びます)」と、「仲間外れになることを恐れているパーツ」がいます。
また、「人と繋がろう」と頑張ってくれる社交パーツもよく活躍します。
思い返せば、特にアメリカ留学した時に、この社交パーツは活躍していました。
留学した時は英語を話せるようになりたい気持ちがとても強く、できるだけ日本人とは連まず、英語を話せる環境に身を置くようにしていました。
今振り返ると、この社交パーツは痛々しいほどに必死でした。
今回のようなインターナショナルなセッティングでのトレーニングは、その部分もとても刺激されていることに気づき、私の社交パーツをもう少し理解したいと思い、トレーニング前にIFSセッションを受けました。
社交パーツは、私を守ろうとしてくれていた
IFSで出てくる私たちを守っている部分(防衛パーツ)は、悪者だと思われがちです。
でもセッションで、この社交パーツがいたから、留学中に飛躍的に英語が伸びたことや、知らない人たちと出会う助けをしてくれていると、改めて気づくことができました。
さらに遡って、この社交パーツは、学生時代のクラス替えの時から頑張ってくれていたこと、「頑張らなければ仲良くなれない」「1人でいるのは恥ずかしいことだ」という思い込みも持っていることが分かり、それらの思いをセッションで手放していきました。
私の中には「もっと自然体でいたい」という思いもありました。
そこで、「出会うべき人とは自然に出会う」、「ありのままの自分で自信をもっていい」というという感覚を、自分の中に迎え入れていきました。
そして私の社交パーツを排除するのではなく、重荷をおろした社交パーツと共に、このトレーニングに参加したのです。
「人との繋がり方」に正解はありません
その結果、「頑張らなくても繋がるべき人たちと繋がれる」という経験ができた、とても素晴らしい時間になりました。
この社交パーツ、そしてその奥にいる孤独を恐れるパーツが、時々ドキドキしている瞬間もありました。
それでも、大人の自己でもある私がその子たちをホールドしながら、一緒にトレーニングに参加していました。
そして、自分から頑張ることを手放していたら、到着日にソウルの街中で会いたかった参加者と偶然会ってご飯に行ったり、トレーニング中に組まれるグループでも最高の仲間と繋がれたり(1人は「あなたと繋がれたことが今回のハイライトだった」と言ってくれて、私も本当に嬉しかったです)、私らしく委ねながら繋がれたと感じたのです。
面白かったのは、人との繋がりだけではありませんでした。
今回は英語でのトレーニングにもかかわらず、以前よりずっとリラックスして参加している自分がいました。
「英語を上手に話さなければ」という思いを手放したことで、ありのままの自分でその場にいられたことも、今回の大きなギフトのひとつでした。
気づけば私は、無理に頑張らなくても安心して仲間と笑い合っていました。
「人との繋がり方」に正解はありません。
でも私はどこか、正解を探していたような気がします。
「すぐに人と仲良くなれる方がいい」
「大勢と打ち解けられる方がいい」
「誰かと仲良くなったら、その人とだけ仲良くしていなければいけない」
この思い込みは、小学校時代の人間関係から学んでしまったんだと思います。
女子特有の、独特な暗黙のルールもありました。
そういうのも私は不自由で違和感を感じていたけれど、うまくやっていくために合わせていたな…と思い出しました。
皆さんの中にも、どこかで典型的な「社交的」な人を正解としていたり、誰かと比較している方も多いかもしれません。
でも、それが皆さんにとっての「正解」とは限らないのです。
自分らしい繋がり方を信頼する
今までは仲良くなった人とこれからも繋がっていけるだろうかという不安や、「頑張って繋がりを保ちたい」という、繋がりに執着する部分も大きかったです。
これは私のシステムの愛着の痛みとリンクしています。
今回はそこの痛みもだいぶ癒やされて、「離れていても(エネルギーでは)繋がっている」「ご縁があればまた出会える」という信頼を深めることができました。
私にとって人との繋がりは、一つの大きなテーマです。
今回改めて感じたのは、人と繋がろうとする前に、まず自分と繋がることの大切さでした。
自分の内側にある不安や怖さを置き去りにせず、一緒にいてあげること。
そうすると、人との繋がりも少しずつ安心できるものへと変わっていきます。
その繋がり方は人それぞれ。
誰かと比較する必要も、誰かのようになる必要もありません。
自分らしい繋がり方を信頼していい。
あなたにとって、「自分らしい繋がり方」とは、どんな繋がり方でしょうか。
