私がセラピストになったわけ(タイムウェーバーセラピスト編)

※この記事は私がセラピストになったわけ(心理カウンセラー編)の続きの話になります。

 

前半、タイムウェーバーと関係ない内容が続きますが、

私とタイムウェーバーとの出逢いに

欠かせないエピソードですので、

よろしければ読んでみてください♪

 

セラピストの夢に行き詰まりを感じる

2013年から勉強を続けて心理セラピストを目指していた私ですが、

数多くいるセラピストの中で、フリーランスで仕事をする自信が持てずに、

徐々に行き詰まりを感じ始めていました。

メンタルケアという概念は残念ながら日本にはまだ定着していなく、

むしろ敬遠されることもあるのが現実です。

また国家資格の公認心理師(旧臨床心理士)という

資格を取得しているわけではないので、

心理の専門家として世間が認める肩書きが欲しいとも感じていました。

 

そんな毎日の中、もともと留学経験もあり、

アメリカへの未練もあったことから

「今後セラピストとして生きていくのであれば、

メンタルヘルス先進国の

アメリカの大学院に留学して資格を取得しよう!」

という新たな夢が生まれました。

2017年のことでした。

 

アメリカ大学院受験と第一志望の不合格

アメリカ大学院の受験というのは、

一発試験ではなく、大学の成績、教授や上司の推薦文、

英語力、エッセイの総合評価で合否が決定します。

前回のアメリカ大学院留学の際にお世話になったエージェントに再度相談すると、

「大学で心理学領域の科目を取得し、良い成績を収めれば可能性はあると思う」

とアドバイスをもらい、

アルバイトをしながら1年で14科目の心理関連の単位を取得しました。

英語の試験も新たに受ける必要があり、

久しぶりに英語の猛勉強をしてIELTS7.5を取得しました。

 

正直、留学を目指していた2017年は

人生で一番本気で、

死ぬ気で勉強をしていました。

まるで何かに取り憑かれたように、

留学という道しか私が夢を叶える方法はないと盲目になっていたのです・・。

アメリカは住む場所によってまったく生活も変わり、

同じカウンセラー資格を取得するにしても、

大学院によってカリキュラムも学費も、

生活費もかなり異なります。

色々調べて、現地視察にも行き、

最終的にオレゴン州ポートランドにある大学院を2校受けることにして、

2018年の新年、2つの大学院に願書を提出しました。

 

結果は・・・

第一志望の公立の大学院には落ちてしまい、

第二志望の私立の大学院からは合格をいただきました。

アメリカの大学院に留学するのは莫大なお金がかかるので、

2校受けたものの、学費のことも含めて

第一志望の公立の大学院に入ることしか考えていなかった私には、

大変ショックな結果でした。

金銭的にも第二志望の大学院に留学することはリスクが大きかったため、

迷いに迷った末、留学を断念することにしました・・。

 

人生の大きな方向転換

留学を諦めてから私の人生が大きく展開していきます。

留学断念は大きなショックではあったものの、

自分でできることはすべてし尽くしたという思いがあったので、

悔いは残りませんでした。

とはいえ、これからどうしていこうかと迷っている最中、

当時翻訳のアルバイトをしていたタイムウェーバーの代理店から、

日本に残るなら社員にならないかと声をかけていただいたのです。

 

もともとデバイスにはあまり関心がなかったものの、

心身の健康を目指しているという点では興味があり、

何よりもすベての経緯を知っている上で声をかけてくださったご縁を感じ、

改めて社員として働くことになりました。

 

その後はまるでタイムウェーバーのエネルギーの渦に流されるかのように、

2019年からタイムウェーバーセラピストとしてクライアントさんと、

2020年からタイムウェーバートレーナーとして購入ユーザーさんと第一線で接することになり、

私自身が全く想定しなかった方向に人生が流れていきました。

 

私は自我(エゴ)のレベルでは「アメリカに留学して資格取得すること」しか目に入っておらず、

それ以外の選択肢はないと思っていたので、

家族や友人にはアメリカ留学することを公言していましたし、

留学したら日本には帰らないくらいの覚悟をしていました。

それくらい第一志望合格にコミットして、

それ以外の選択肢は考えないようにしていたのです。

 

私がもし第一志望の大学院に受かっていたら間違いなく留学していましたし、

その場合2018年の夏に入学する予定でした。

アメリカでのカウンセラー資格取得には2年間の通学と、

卒業後3年間の現地でのインターン経験が必要だったので、

もし留学していたら、2020年からのコロナの状況に間違いなく巻き込まれていたでしょう。

なにより留学していたらタイムウェーバーと深く関わることはなかったのです。

 

今私が思うこと

人生は本当に分からないものです・・!

自我が思い描ける最善は、本当に狭い視野の中の最善ではないかと、最近よく思います。

「(自我の)願いが叶った、叶わなかった」

ではなく

自分が知るよしもない無限の可能性に委ねる方が

人生はずっと面白いのかもしれません♪

 

「願望」があることはまったく悪いことではありません。

私がそうだったように、それを通らなければ、

見えてこない道もあると思います。

でも「願望が叶わない=不幸」にしてしまうと

人生は途端に苦しくなってしまいます。

 

「自分が考えている願望実現」の外に

自分では想像していない可能性が広がっているかもしれません。

 

アメリカへの執着が手放せなかったこと、

世間体を気にして「誰もが認める資格取得」をしたかったことが、

私が留学をしたかった一番の理由だったと今では分かります。

資格を取得できたら、

「私がスピリチュアルや、

非二元や、目に見えない世界の話をしても

誰にも文句は言わせない!」と思っていましたから(笑)。

 

でも本当にやりたかったのは最初から、

目に見えない領域も含めた癒しだったんですね。

今となっては私の道はこっちで、

タイムウェーバーとは、何か強烈にご縁があったとしか思えません。

 

激動の時代だからこそ、

何が起きても人生の流れを信頼し、

未知の可能性をクライアントさんと一緒に探究できる今を嬉しく思います♪

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