自己肯定感とは「自分を否定しないこと」

最近、ある人がこんなことを言っていました。

「自己肯定感とは自分を否定しないこと」

その言葉を聞いた瞬間、
目から鱗が落ちました。

これだけ色々なことを学んで
頭ではわかっていたはずなのに、
自己肯定感とは「素敵な私」になれば
高まるものだと、
まだうっすら思っていた私・・。

でも実はそうじゃなくて、

「良いところも、悪いところも、
ありのままの自分を肯定的に受け止めている」

それが本当の自己肯定感。

そのことがスッと頭に入った時、
最近の自分の変化の理由がわかりました。

英語コンプレックスに気づいて変わったこと

先日「気づかなかった痛みに光を当てる」
というブログを書きましたが、
長年の英語コンプレックスに気づいて
あるがままに認めてから、
英語に対する姿勢がガラッと変わりました。

それまでは、どこまで勉強しても
「英語のネイティブにはなれない私」
という自己否定の目で
自分をずっと見ていましたが、
自分の痛みに気づいた時に初めて、
ダメ出しをしている自分を
やめることができました。

最近は目的のために
英語に触れる機会を多くしていますが、
苦手だった単語の暗記なども含めて
英語の勉強が楽しくなってきている
ことに気づきました♩

それは「ネイティブではない私はダメ」
というレッテルから
「今の英語レベルでも十分」
と自分を受け入れられるようになったから。

「減点方式」から「加算方式」に変わった瞬間

今までは英語の書物を読んでいて
分からない単語があると、
「まだまだ知らない単語がいっぱいある!」
とネイティブとの果てしない距離を感じて
やる気をなくしていました。

どれだけ英語の勉強をしても
「まだまだ足りない」
と感じてばかりいました。

それまで「減点方式」
捉えていた英語の学びが
今の自分を認めたら初めて
「加算方式」で見れるようになったことで、
学ぶ楽しさが倍増したんです!

思い返すと、留学先のアメリカから
帰国したばかりの私は、
日々自分の英語力が低下していくのを
恐れていました・・・

ネイティブに囲まれて過ごしていた状態から
帰国して同じレベルを保てないのは
仕方ないことなのに、
そんな自分が嫌でたまりませんでした。

それから20年経った今、
英語にポジティブな気持ちで触れられて、
一生楽しく学び続けようと思えたこと、
自分でもびっくりです!

そうなれた理由が
「自己肯定感」の話を聞いて、
さらに腑に落ちました。

ありのままの自分をただ認める

今のありのままの自分を認められると、
そこから見える世界はとっても優しく楽しい。

これはもちろん英語の勉強に限らず、
すべてに通じます。

自己肯定感を高めるために
鏡の中の自分に向かって
ポジティブな声がけをしたり、
アファメーションを唱えたりするワークが
以前流行りましたよね。

例えば自分の容姿に自信がない人が
「私は可愛い」と
鏡の自分に向かって声がけするとか。

でもこのワークって少し無理があるような
気がしていたんです。

潜在意識にべっとり自己否定があるのに、
無理やりポジティブを刷り込むことなんてできません。

それよりも自分を否定的に見ている自分すら
受け入れること、
そのほうが自然で無理がありません。

世にあふれるメッセージから、
「あらゆる自分をスーパーポジティブに見れること」
私は無意識にここを目指していたのかも。

でもダメな自分も含めたあらゆる自分を
「こんな自分もいるね」
とただ思えることが自己肯定感だとしたら、
その方がずっと自然で
出来そうな気がしませんか?

まずは自分を責める声に気づいて、
そこにある痛み光を灯すことから。

その痛みすら、本当はあなたのために
善かれと思って存在しています。

ありのままの自分を受け入れると、世界が変わる

ありのままの自分を受け入れられたら、
できなかったことや不得意なことは
あるがままに受け入れられ、
できたことは「加算方式」になります。

自分を否定しないこと、
それが「自己肯定感」の本質。

そしてその土台は、
何をするにしてもあなたの世界観の
ベースになります。

もし今、あなたが自分に「足りない」と
感じていることがあれば、
そう思っている自分も
あるがままに受け入れてみてください。

それだけで見える世界が
変わってくると思います^^

土台ってやっぱり何よりも大事。
加算方式で楽しく生きていきたいですね♩

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