大いなる誤解と恐れに気づく

冬至ですね。

私はあいかわらず物理的にも感情的にも忙しい日々を送っていましたが、

そんな中、先日お参りに行った時、自分でも気づいていなかった大きな恐れを発見しました。

その恐れから私は自分の大きな「勘違い」に気づきました。

 

先日のブログでも書いたように、私は今、飼い猫の健康状態を気にしており、

それは私にとって相当大きなテーマです。

動物さんを飼っていらっしゃらない方には想像しづらいかもしれませんが、

人間のように衝突することもない分、

無条件の愛で共鳴し合うことのできる「家族」なので

言葉では言い尽くせないほど大切な存在です。

 

私はブログなどにも「引き寄せの法則」に疑問を持っている立場として

時々記事を書いていますが、

私の中に本当に叶えたい願い（今回は猫のこと）が生まれた時、

無意識に今まで見聞きしていた「引き寄せの法則」によって

自分を罰していたことにも気づきました。

頭では自罰はなんのプラスも生み出さないことも分かっていても、

「何か自分が間違っていたのではないか」と恐れがあったんです。

 

ちょうど先日、箱根の三社参りに行く機会があったんですが、

その時も、自分の恐れに気づきました。

 

 

世の中には「神社参拝の方法」や「祈り方」の本が

たくさん出ていますが、私も読んだことがあり

久しぶりに読み返してみました。

「引き寄せの法則」も全否定している訳ではなく、

その言葉の持つニュアンスは誤解を招くと思っていますが、

宇宙全体に何らかの法則があるとは思っているので

まったく気にしていない訳ではありません。

 

今回お参りをしようと思った時に

「間違った祈り方や参拝方法をしたら、私の願いは届かないかもしれない」

という恐れが常に背景にあることに気づいたんです。

その思いはあまりにも私に当たり前のようにくっついていました。

お賽銭をいくらにするか、祈る時の文言をどうするか

うっすら緊張感があります。

 

自分がそんな思いを持っていることに気づいた時に、

ふと自分の「大きな勘違い」に気づきました。

 

それは「宇宙にお願いする」や「神様にお祈りする」

と言う言葉を聞いて行動に移す時に、無意識に

「自分ではない何か」と言う対象にお願いすると言うイメージ

を持っていたんです。

 

だからこそ「間違った願い方、祈り方をしたら、叶えてくれないかもしれない」

と言う恐れがありました。

 

「自分ではない何かにお願いする」って当たり前じゃない？

神様にお願いするんだから。

 

と疑問に思う人がいるかもしれません。

でも私のブログを読んでくださる皆さんは、もうお分かりの方も多いかと思いますが、

 

私＝全体（神、宇宙、源）

 

です。

神社仏閣や神様、大いなる源など色んな名称はあると思いますが、それらにお祈りする時、

自分ではない「何か」にお願いや祈りを捧げているのではなく、

自分自身（神）に祈っていると言う意識がなかったんです。

そこに気づいた時、私の中の恐れが、ふっと緩みました。

 

言葉はとても便利ですが、「分離」を作り「客体」を生みます。

世の中の発信を無意識に読んでいると、曖昧な表現もあるので、

鵜呑みにしないで自分の中に落とし込んで選んでいく必要がありますね。

 

結局私たちの恐れは、自分以外の何かが自分の人生をコントロールしていて、

自分が間違えてしまうことで「失敗をする」ことではないでしょうか？

 

私は根底的な「勘違い」に気づいたことから、

神社にお参りする時やお祈りする時は「私の神聖なエネルギー」

と共鳴する意識でお祈りしました。

 

今回の気づきから、私はうちの猫のためにも、そして自分自身のためにも

「自分を大切にしよう」と改めて思いました。

自分を整えておくことは、「神」の器を整えておくことですし、

自分のボディ・マインド・スピリットを整えていくことは

必ずすべてにとって良いことというのが

また一段深く腑に落ちました。

 

皆さんも自分をますます慈しんで、素敵な冬至をお過ごしください。