今日は「自分と宇宙を信頼する5ヶ月コース」の
2ヶ月目のセミナーでした。
テーマは「あらゆる自分と仲良くなる」。
同じタイトルのブログを以前書きましたが、
どうしたら「自己愛(セルフラブ)」を
深めることができるのか
ワークで実践しながら
ご参加者のみなさん自身が、
自分と向き合う時間になりました。
私たちの中には、
「受け入れやすい自分」もいれば
「あまり受け入れたくない自分」もいます。
実際は、あまり受け入れたくない自分にも
必ず肯定的な意図(役割)があるのです。
例えば、嫌なことがあった時、過食してしまう自分。
「こんな自分消えてしまえばいい」と
思うかもしれません。
でもこの「過食してしまう自分」は
その奥にいる傷ついたインナーチャイルドの
感情が溢れないように、
過食をすることで紛らわせているのかもしれません。
セミナーの中では一人の参加者の方と
デモセッションをしたのですが、
その方は「あまり受け入れたくない自分」と向き合う中で
その子が本当は自分を守っていてくれたことに気づき、
自然と「その子」に対する感謝の気持ちが
湧いたと言ってくれました。
その瞬間に立ち会い、
とても温かい気持ちになりました。
無理に受け入れようとしなくても
「自分が受け入れたくない自分」の
本当の意図を知ることで
自然と思いやりが湧いてきます。
本当の自分は一人じゃない?
このホームページのタイトルは
「恐れずに本当の自分を生きる」
ですが「本当の自分」とは何でしょう?
ホームページを作成した5年前は
きっかけとなったアニータ・ムアジャーニさんの
「Be yourself fearlessly」というメッセージを
訳してタイトルにしました。
本当の自分を表現するのが怖かった私を
後押ししてくれたメッセージであり
アニータとの出会いのお陰で
ホームページを開設して
自分を表現する場を作ることができました。
その意味では「本当の自分」とは
「自分の本音・本心」とも言えます。
今でももちろん、本音を大事にして
それを指針に生きています。
でも時々、自分の中に「いろんな声」があり、
何が本音か分からなくなることがあります。
そんな時「内的家族システム療法」に出会い
「本当の自分」というのは
一つの心を持った「自分」ではなく
色々な心を持った自分の中にある多数の副人格(パーツ)と、
そのパーツを見守っている大いなる自己
が統合されたものなのかもしれないと
思うようになりました。
先ほども紹介したアニータが以前、
エゴについてこんなことを話していました。
自分のエゴを愛することによって、エゴイスティックにはなりません。
エゴは、(3次元で生きる)私たちにとって欠くことのできない一部です。
気づきの意識とエゴのレベルを、共に上げていくことが大切です。
ここで言う「気づきの意識」というのは
「大いなる自己」と同じ意味で、
エゴと言うのは
「私たちの中にある多数の副人格(パーツ)」
と理解することが出来ます。
大いなる自己はハイヤーセルフと言ってもいいかもしれません。
大いなる自己が
この3次元をサバイバルしようと
頑張っているエゴ(パーツ)
の本当の意図を理解し、
手を組んで生きることが
「本当の自分を生きること」
なのではないかと思うようになりました。
エゴだけで生きるのでもなく
悟りの視点(大いなる自己・気づきの意識)
だけで生きるのでもない。
その両方が統合された時に初めて
「人生の目的」のようなものが
が見えてくるのかもしれません。