友達がお空へいった話

昨夜の中秋の名月は綺麗でしたね。

私は昨日、友人がその日の朝に

亡くなったことを彼女の妹さんから聞きました。

 

本当は昨日、先週末のビジネス合宿の話を

書こうと思っていましたが

今日は彼女の話を書かせてください。

 

こういう話をシェアするかどうか迷いましたが

私の中で何事もなかったように

ブログを書くことには違和感がありました。

なので読みたい方だけ

彼女との思い出を読んでくださったら嬉しいです。

 

彼女との出会いは2012年かな?

私がヨガの資格RYTを取得するために

通っていたスクールで一緒になりました。

 

スクールの終盤ではチーム分けをされて

1時間のヨガのクラスの構成を考えて作って

実際に披露するという課題が出ました。

そこでチームが一緒だったのがそのKちゃん。

笑顔が可愛いユニークな子で、

彼女を中心に6人チームで

会社の後で集まって練習をしたり

あの頃の日々は

大人になってからのまさに「青春」でした!

 

それまではあまり話したことがなかったし

お互い今まで出会った友達とは

全然違うタイプだったと思う。

私が3つ上なのでKちゃんは

ちょっと妹のようでもあり

とにかく彼女と一緒にいると

たくさん笑って本当に楽しかった!

 

その頃ヨガに燃えていた私たち仲間は

色んな所で開催されている

ヨガイベントに参加したり

ミッドタウンの屋外で開催してた

ヨガに参加してその後飲んだり、

すごく充実してました。

横浜で花火を見ながらヨガをするイベントは

めちゃくちゃ楽しかった♩

 

今思えば、その頃の私は

「本来の自分」を取り戻そうと

していた時期でした。

 

思い描いたような人生ではなくて

嫌いではない仕事をしていたけど

物足りなくて

30代半ばに差し掛かろうとしていたから

色んな焦りもあったと思います。

 

そんな時にヨガと仲間と出会って

すごく解放されていったんですよね。

2013年には心理カウンセリングの勉強を

初めたこともあって

内面の話も仲間とたくさんしました。

私にとって一つの人生の転機ともいえる

大事な時期だったと思います。

 

そんな特別な時期に出会ったKちゃん。

いつも明るくて元気なKちゃんが癌になるなんて

私たち仲間にとっても

すごく衝撃的だったことを覚えています。

スクールの中でも特に仲良くなった

私や他の数人には伝えていましたが

本人も色々な葛藤がありそうでした。

みんなでヨガをして

ワイワイ笑っていた日々は

少しずつ変わって

みんなそれぞれの人生を歩み始めて

いきました。

 

そんな中でもKちゃんともう一人仲良しの

友達とは連絡をとり続けていて

Kちゃんが7年くらい闘病しながらも

頑張って、人生を楽しんで、

一生懸命生きている姿を見ながら

一緒にたくさん思い出を作ることができました。

 

5年前にみんなで行った台湾旅行は

旅行好きな私にとっても

人生ベスト3に入る楽しかった旅行!

Kちゃんは写真をいっぱい撮る子なので

めちゃくちゃ楽しそうな写真が

いっぱい残っています。

 

コロナでしばらく会えなかったけれど

今年の1月には

みんなで博多集合して

最後の思い出を作ることができました。

あれが最後には

なってほしくなかったけれど・・。

 

去年Kちゃんと二人で会ったとき、

「何かあったら、妹から連絡をするから

メールアドレスを教えて」

と言われてドキッとしました。

この7年間、Kちゃんはどんな思いで

生きてきたんだろう。

もちろん辛い本音を吐露することもありました。

でも最期まで「生きたい」

という気持ちは持ち続けていたと思う。

 

つい先日まで本人から連絡が来ていたのに、

昨日妹さんからメールが来てしまいました・・。

もちろんあまり良い状態じゃ

なさそうなのは知っていたけれど

でもこんなに早くこの時が来てしまうとは

思っていなかった。

会いに行けるタイミングが

あるんじゃないかと思っていた。

 

でも一つ心から良かったと思うことがあります。

何年間も心も身体もしんどいことが

沢山あったと思うから、

それからもう解放されて

何一つ苦しみのない世界に

行けたんだなということ。

 

生前の彼女から

いっぱい話を聞くことができましたが

こんなに頑張り屋で一生懸命な人は

見たことがない。

 

だから今は

本当によく頑張ったねということと

大好きだよと伝えたい。

これからも人生の色んな場面で

Kちゃんのあの笑顔を

思い出しそうです。

 

昨日は月を見ながら

Kちゃんのことを考えていました。

この世界で会えなくなることは寂しいけれど

みんな永遠に繋がっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です