5ヶ月コースを終えて、思っていること。
私がお伝えしたいことは、
すごく地道で地味で、
自我にとってはあまり魅力的ではないかもしれません。
今日はコース生の5回目のセッションでしたが、
学びをちゃんと実生活を通して腑に落として、
その方の土台が変容しているのをしみじみ感じました。
大切な気づきをシェアして下さる姿を見て、
涙してしまった。
本当は未だに人気のある「引き寄せの法則」
のような発信をした方が、
間違いなくビジネス的には魅力的です。
タイムウェーバーで調整をしたら、
なんだか分からないけどお金が入ってきた、
理想の恋人ができた、
好条件の会社に就職ができた、
病気が治った、など。
そういったことを否定している訳ではなく、
結果としてそういうことが起こることは
あるけれど、
自分は何も変わらなくても、
自我が望んでいる願いが叶うことが、
大事なことではないと思うんです。
逆に言えば、
自我が望んでいる願いが叶わない方が、
良いこともある。
私がお伝えしたいのは、
私たちは「肉体」ではないこと、
私たちは「思考」ではないこと。
私たちは分離のない本質、
源のエネルギーの現れであるということ。
その本質に立って、
「本当の安心感」を土台に
生きていきませんか?
というお誘いをしたいのです。
自我の視点では、
本当の信頼や安心感は
生まれようがないから。
ここで誤解が生じてしまいそうなのは、
源のエネルギー、量子フィールドには
無限の可能性が秘められているから、
そこにアクセスすれば
「なんでも叶うんだよね」
とまた何か引き寄せようとすること。
世の中には圧倒的に
そういう発信が多いですよね。
それは自我にとっては、
ものすごく魅力的なので、
分かります。
しかし人類の都合の良い願いを叶えるために
源、量子フィールドが
存在しているのでしょうか?
願うことはまったく問題はないし、
希望は生きる上で大事だと思います。
でのその結果しか見ていないと、
何かが叶っても、
私たちは永遠に不満や不足を感じます。
その不足感は、
全体から切り離されていると思っている
「自我」の働きそのものだから。
最近見たエネルギー医学のセミナーで、
講師の方が、
「波動医療で一時的に病気が良くなっても、
結局根本のところ(心)を見ていかないと、
症状が戻ってしまう」
とおっしゃっていました。
それは当然です。
もっというと、
病気は何をしても、
治ることも治らないこともある。
私は日本だけではなく、
アニータ・ムアジャーニさんや
Dr. ジョー・ディスペンザの
リトリートにも参加し、
色々な素敵な方達に会いました。
奇跡を期待してリトリートに参加しても、
亡くなった方もいます。
でも亡くなった方たちが、
「何かが足りなかったから亡くなった」
「やり方が間違っていたから亡くなった」
とは思いませんし、
思いたくもありません。
宇宙の壮大な計画のもとで、
源に還って行ったのだと思っています。
結果として願いを叶えられたら、
それは祝福すればいい。
願いが叶っても叶わなくても、
根本的に大事なことは、
本当の意味で真実の観点を自分の中に養って、
自分の内側を見ていくこと。
そうしないと外側がどんなに変わっても
また新たな悩みを見つけるのが人間。
だから私は地道で地味でも、
本質と繋がって、
内側を見ていくことで、
根本の土台から変えていきませんか?
というところを、やっていきたい。
私も紆余曲折ありました。
自我の声が大きすぎて
本当に伝えたいことよりも、
ウケが良さそうなことを言いたくなる
自分もいました。
でももう、誤魔化しません。
自力だけで頑張ったり、
何かを頑張って引き寄せようとするより、
本質から展開していく人生の方が面白いし、
その個人の在り方は、
必ず全体と調和していく。
一人ひとりが本質の側に立って生き、
調和することこそが、
混沌とした世界の
唯一の解決策だと思っています。
自分がやっていきたい所の覚悟ができたら、
伝えたいことがどんどん溢れてきます!
分かりづらいことでも、
地道にコツコツ伝えていきます♡