今ある環境で感謝できること

前回のブログで書いた通り、

先週の土曜に母が急遽入院しました。

 

私も不安な時間を過ごしていましたが、

昨夜、母がカテーテルアブレーションという

手術を無事に受けることができ、

少しホッとしています。

 

この1週間、私の気持ちも

アップダウンがありましたが

比較的落ち着いて過ごせている

自分にびっくりもしました。

 

2021年に母が自転車同士の衝突事故で

複雑骨折し、6週間ほど入院したのですが

ある意味ではその時の方がパニックを

起こしていたかもしれません。

 

こうして少しずつ親と一緒にいられる時間が

限られていることを実感し

その時も、まだ私の中にいる「子供の私」を

癒す作業をしていました。

 

先日の能登半島の大雨のニュースを見るにつけ

胸を痛めています。

私は2011年の震災で

何人か親戚を失っています。

突然、お別れが来るそのショックや

お別れすら出来ない状況の

辛さは計り知れません。

また親を失うのももちろん辛いですが

子供を失う親の痛みは

もっともっと大きいでしょう。

 

私が感じているこの痛みや恐れも

「私だけの痛みではない」

と思っています。

「一人じゃない」

と感じることは

癒しにつながります。

 

この1週間で心が後ろ向きになることも

何度もありましたが

その中でも自然と感謝の気持ちが

湧くこともたくさんありました。

 

そもそも今回

母の顔色の悪さに気づいて

病院にすぐに行ってもらうことが出来たこと。

(母の性格上、私が言わなかったら

そのまま仕事を続けていた可能性大)

 

入院後の母の状態に緊急性があり

病院側が検査と手術を

早めにねじ込んでくださったこと。

 

血栓ができていたら手術できないと

言われていたけれど

無事に手術が出来たこと。

 

大変な状況の中でも

すごく有難い流れだったと思います。

 

そして私はこの1週間の間、

大好きなアーティストのライブがあり

すごく気晴らしになりました。

(こんな時、家に一人でいても

悶々と悪いことしか浮かびません)

 

大切なうちの猫のお世話もあり

(投薬をしているので薬を飲ませるのが大変)

落ち込んでばかりいる訳にはいきませんでした。

 

母も猫のことばかり心配しているので

私のミッションとして

ちゃんと猫が元気でいられるように

良い意味で気が張っていました。

 

そして友人たちの温かい言葉や

サポートには心底助けられました。

 

兄ともこまめに連絡を取り合って

改めて兄の優しさも感じています。

 

このように感謝できることが

たくさんありました。

 

母の祖母は心臓病で

祖母は小さい頃から

制限のある生活を送っていました。

母の弟の方が強く遺伝を引き継ぎ、

闘病していたのも見ています。

母はいつも弟に

申し訳ないと言っていました。

 

母の遺伝は比較的軽かったのだと思いますが

今回急に悪くなったようです。

 

お見舞いに行って、母と話していた時

「73歳まで神様が守ってくれたんだね」

と母が言ったんです。

その言葉を聞いて私は

母はすごい人だなと思いました。

「なんで今更こうなるの?」

と思うのではなく

それまで守っていてくれたと思えるなんて

物事の捉え方で

大変なことも感謝に

変えることができるんだと

母を尊敬しました。

 

母は順調に回復すれば

近日中に退院できそうです。

75歳までは働きたいと言っていた

現在73歳の母。

もう仕事は出来ないと思いますが

ゆっくりこの後の人生を

考えてくれたらと思います。

 

これからも色々あると思います。

でもその瞬間、その瞬間の

ベストを尽くせば大丈夫。

 

とりあえず今日

前向きなご報告ができて

心から感謝しています。

 

今日も読んでくださり

ありがとうございました^^

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