Dr. ジョー・ディスペンザのリトリートに参加してから、1週間以上経ちました。
やっと心身が回復してきたので、リトリートの話をシェアしていきますね。
実はこのリトリートに行くまで、とても大変だったんです・・・!
今まで何度も海外に行っていますが、なんと人生初の
フライト前日の夜に「飛行機が遅延になりました」とメールが届く
というあり得ない事態が起こりました(泣)。
今回のリトリートは行くまでも気合が入っていて、
事前に受講しなければいけないオンライン動画もありますし、
アニータのリトリートの時のようなクルーズで楽しむというコンセプトではないので、
ボディ・マインド・スピリット全部整えて行くぞ〜という感じでした。
そんな準備万端な前日の夜に、まさかまさかのメール・・・。
今回は行き先がメキシコのカンクンだったので、初めてアエロメヒコ航空でフライトを
直接予約したのですが、自動で送られてきたメールには「その次の日の朝6時に出発になります」
と書いてありました。
日本のデスクはお休みで連絡もできないので、成田空港に電話をしたら、
遅延の情報もまだ入っていないし、成田空港は24時間の空港ではないから、
朝6時発というのはあり得ないかと・・・という回答。。
Twitterを見ると、どうやらメキシコから日本に来る便が機材トラブルで
キャンセルになったらしく、メキシコにいる人たちも怒っています。
一部の人たちは、その前日はオーバーブッキングで乗れず、
今回は機材トラブルでキャンセルされ、2日連続で乗れなかった様子・・・
大丈夫なのかアエロメヒコ!?
でも日本人でつぶやいてる人は見つからず、誰ともこの不安を共有できませんでした・・。
とりあえず翌日カウンターに誰かがいることを期待して、
予定通り空港に行くしかないかと思いつつ、
こんな状態で眠ることも出来ないし、他に出来ることがないか考え始めました。
日本からカンクンに行くには、アメリカで乗り換えるルートが圧倒的に多く、
メキシコシティで乗り換えられるのはアエロメヒコだけです。
他のフライトを取り直した方が良いんじゃないかと、本当にギリギリまで悩み
(その時点で出てるのは往復で60万円以上のものだけ)、
そもそもアメリカ入国はビザが必要なので、とりあえずビザ申請だけすぐにしました。。
フライトが遅れたら初日からは参加出来ないので、
本当にフライトを取り直そうかと思いましたが、アエロメヒコのフライトが返金されるかも分からず、
悩みに悩んでやめました。
なんで前日にこんなことに・・・
本当にフライトが飛ばなかったら、リトリート代やホテル代、すべて戻ってこないんだろうか・・・
というかそもそも行けないなんて悲しすぎる・・・と色んな考えが頭によぎります・・。
そんな状態で、明け方届いたメールを見ると
「飛行機はキャンセルになりました」
とある・・・
とりあえず空港で情報を得るしかないので、荷物を持って成田空港に向かいました。
こんなに不安な気持ちで空港に行くのは初めてです・・。
アエロメヒコのカウンターに着いたら、長い列が出来ています。
「とりあえずやっとアエロメヒコの人と直接話せる(T T)」
それだけでちょっと緩みます。
話を聞くと、やはり今日はフライトが到着しないので、翌日の便になるとのこと。
当日はミールクーポンと成田空港近くのホテルを手配してくれました。
翌日のフライトになると、初日の夜の講座は参加出来ません。
でも高額フライトを買い直すのも現実的ではないので、
せめて2日目から出られることを信じて、待つことに決めました。
他にもDr.ジョーのリトリートに参加するお仲間がいるかな〜と期待しましたが、
周りを見ると日本に遊びに来ていたメキシコの方ばかり。
もうこうなったら、2日目こそちゃんと出発してくれることを祈るしかありません。
フライトが一日遅れるというのはなかなか大変で、
現地の空港からホテルへの移動手配、ホテルへの連絡、リトリート主催者への連絡など
やることが沢山あります。
しかも時差があるので、返信がすぐにくる訳ではありません。
でもとりあえず今はやれることをやって、現地に到着することだけを考えるしかありません。
そして翌日。
Twitterで色々な情報を目にしてしまったから、航空会社にすでに不信感を持っている私。
到着するまでは決して気が抜けないような気分です。
それでも予定時刻通りに飛行機に乗り込み、飛行機も滑走路を動き出して、
「ふう〜、やっと出発か」
と思っていたら、なんと飛行機が止まりました!
機長の場内アナウンスが流れますが、スペイン語の案内からなので、不安が募ります・・・。
その次に英語のアナウンスになり「メカニカルな問題があるから、点検することになりました。
しばらくお待ちください。」という内容。
えええ〜〜〜〜〜!!!
もう私の不安はMAXを超えています。
これが飛ばなかったら、今更他のフライトの予約をするのも遅すぎるし、
本当に私はリトリートに参加出来るんだろうか・・・
飛行機のメカニカルな問題ってそんな簡単に解決できるの?
という不安を抱えること2時間。
やっと飛行機が飛び立つことに(T T)
なんだかゲームの課題をひとつ、ひとつクリアーしているような気分です。
不安が0になった訳では無いけれど、
今はこのフライトがメキシコシティに到着することを祈ります。
そしてやっとメキシコシティに到着。
カンクン行きの飛行機に乗り換えるまで3時間も余裕があるはずだったのに、
1時間しかありません。
しかもカンクン到着後の移動や、ホテルからの返信の確認も
その間にする予定だったのに、全然余裕がないし、メキシコシティのWiFiでは
メールのチェックが出来ません(泣)。
そんな私が入国手続きをする時に、後ろに並んでいた日本人男性が
モバイルWiFiを使わせてくれました(T T)。
どうやらメキシコへは出張でよく来ているようです。
本当にその方のおかげで、一番不安だったカンクンでの移動と、ホテルからの返信を
確認できて、一安心することが出来ました。
その後は、空港内をダッシュして、飛行機を乗り継ぎます。
なんとか無事に乗り継ぎ、カンクン空港に到着。
この時点で夕方の18時半を過ぎています。
これまでのバタバタとロングフライトですでに心身疲れていますが、
更に追い討ちをかける出来事が起こります。
なんと私の荷物がない・・・・!!
もう勘弁してくれよという気持ちでスタッフの人に話しかけると
「メキシコシティで一度荷物を取る必要があるんだよ(←結局、嘘でした)」
と言われて私の怒りは爆発します。
いやいや、日本ではカンクンまで直接荷物が届くから何もする必要ないと言われたし、
横を見ると他の日本の方の荷物は届いています。
そのカップルの荷物は、彼女のは届いたけれども、彼の荷物が私と同様に届いてない様子。
結局スタッフが調べたら、メキシコシティの空港で荷物が止まっていました。
もちろん航空会社のミス。
それをこっち側のミスにされそうだったのが、ますます許せません。
こういうことって海外あるあるなので、そんな時は強く主張する必要があります。
今夜のフライトでカンクンまで荷物を届けて、
その後ホテルまで届けますということでしたが、
もう本当にぐったり・・・。
今までの経緯を考えると、荷物が手元に届くまでまったく安心できないし・・。
今回リトリートがある施設は、空港から約1時間半と遠い場所です。
とりあえずホテルに行くしかないので、リトリート主催者側が用意してくれた
シャトルでホテルに向かいます。
ここでやっとリトリートに参加するお仲間と出会います。
2回目の人もいて、どうやら彼らも私と同じように2日目から参加するとのこと。
私の海外旅行人生でもっとも大変な道中になってしまったので、
久しぶりの海外とか、これからジョーのリトリートに参加するとか、
そんな感慨にふける余裕もなく
「とりあえず早く荷物が届いてくれ・・!」
という祈りを胸に、初日の夜を迎えました。
Dr. ジョーのリトリートはかなり密度の濃いもので、
2日目も朝6時から始まるということで、
初日に参加していない人は登録のために5時半から行かなければなりません。
翌朝参加するまでに荷物が届くことを切に願っていたのですが届かず、
2日目はフライトと同じ格好で眉毛も描けずに参加しました(泣)。
荷物の件は、予定より遅いので連絡をすると「深刻なアクシデントがあって遅れている」
という返信が来ました・・・アクシデントって何?
ここまで来るともうネタにするしかないし、委ねるしかありません。
久しぶりに海外の洗礼を立て続けに受けました。
2日目の午前中にやっと荷物が最終的に届いた時は、心の底からホッとしました。
世の中にはロストバゲージということもあるので、
荷物が届かないまま旅行を続けなきゃいけないという悲惨なケースもあります。
本当に届いて良かった!
ここから私のリトリートがやっと始まったというか、
それまでの行程もきっと何か意味はあったような・・・。
世の中には自力ではどうすることも出来ないこともある。
信頼する。
そして人事を尽くして天命を待つ。
それしか出来ないですよね。
今回、Dr.ジョーのリトリートに参加出来なかったら
2020年のコロナでのキャンセルに続いてなので、
よっぽどご縁がないのかなとも思いましたが、
ご縁は無事に繋がりました。
なんだかとってもタフになったと思います。
次回からはリトリートの内容にも触れていきますね。
ここまで私の珍道中をお読みいただき、ありがとうございました!