最終更新日:2025年11月30日
人生で出会う“手強い人”は、時に私たちの心を大きく揺さぶります。
ものすごく心をざわつかせたり、苦しみを感じさせる相手に出会った経験は、誰にでもあるはずです。
IFS(内的家族システム療法)では、このような人のことを「トーメンター」と呼びます。
トーメンターとは、英語のtorment(苦しめる、悩ませる)とmentor(メンター、指導者)を掛け合わせた造語です。
自分を悩ませる人は、実は「自分の中で癒すべき何か」を教えてくれています。
ランチ会でのエピソード
先月、5ヶ月コースにご参加くださったコース生の皆さんとランチ会をしました。
全員は集まれませんでしたが、お茶からジョインした方もいて、5時間近くたくさんお話ししました^^
一人のコース生はランチ会のために新幹線で来てくださり、とっても楽しい時間を過ごしました♩
コースでトーメンターの話をしたら、みんなそれぞれ人生で出会ってきたトーメンターに心当たりがあり、すごく納得していました!

手強い相手との出会いの意味
このランチ会でも盛り上がった話題の一つが、
人生で現れる「手強い人」の話です。
人生で起こる違和感や、悩み、
手厳しい相手との出会い、
そこから生じる不満は、
実は「魂からの目覚めのサイン」の
可能性があります。
エネルギー医学のバイブル『バイブレーショナル・メディスン』という本がありますが、
その本の中ではそのような不満を「聖なる不満」という言葉で表現しています。
本からの引用をご紹介します。
しかし、現在のライフスタイルとハイヤーセルフからの助言とのあいだに
おおきなへだたりがあるときに心の不調和がおこり、
そこから「聖なる不満」が生じてくる。
人はときに、型にはまった生活のなかで、
現在の自分から脱出することなどできそうもないと感じてくることがある。
「魂のうちなる指示にしたがっていない」という声が、どこからともなくきこえるという状態である。
そうした葛藤を解決するには、うちなる霊性のみちびきにそった方向にゆっくりと移っていくことしかない。
「バイブレーショナル・メディスン」リチャード・ガーバー, 2000年, P. 574
私たちは魂の成長の過程で、誰しも「聖なる不満」と向き合うことがあります。
私の人生も振り返ると、次のステップに行く前に、
必ずと言っていいほど、「聖なる不満」がありました。
それは大きく言うと、
「もっと自分らしく生きたい」
「まだまだ自分の可能性があるはず」
という魂の声だった気がします。
苦手な人が運んでくれたギフト
私も人生で最大級に苦手な人にふたり出会ったことがあります。
まさにトーメンターです!
ふたりとも職場で出会っていて、
一人は私の上司、
一人は部下という立場でした
(別々の職場で起こった出来事です)。
苦しみの渦中にいるときは、私自身が被害者意識でいっぱいになり、
ものすごく辛い時期でした。
「なんで私がこんな目に遭うんだ!」
という不満でいっぱいで、
自分の「正しさ」しか見えていませんでした。
最終的に、それぞれのトーメンターとの関係がこじれた後に私は転職し、
その度に「より私らしい働き方」にシフトしました。
二人目のトーメンターは、私が独立する後押しになりました。
人生の試練とも思えるトーメンターとの出会い、
「聖なる不満」は、魂の導きだったと、今は思います。
不満の奥にある、本当の望み
不満がある時ほど、私たちは自分の心と向き合うことになります。
その魂の声は、抑えようとすればするほど、大きくなってきます。
何か今、自分を悩ませる人がいたり、
ぬぐえない違和感や不満があったら、
それは本当に魂が望んでいる人生への大切なサインかもしれません。
その声を無視しないで、丁寧に聞いてみませんか?
人生が大きく変わる前の不満の渦中にいるときは、とっても辛いかもしれません。
でもそれが「魂の目覚めのサイン」だとしたら、
その声は何を伝えてくれているのでしょう?
一人でその声に向き合うのが難しければ、
カウンセリングやセラピーを受けることもオススメです。
私のセッションでも自分が気づいていない
「無意識の課題」や「癒されていない痛み」を
一緒に探るお手伝いが出来ます。
一人で悩んでいて行き詰まったら、プロの手を借りてみてくださいね。
聖なる不満が、
「本当に望んでいること」
「魂があなたにお知らせしたいこと」
を知る、きっかけとなりますように。
