IFSセッションを体験された方のご感想(Vol. 2)

IFSセッションを体験された方の声2

IFSセッションを初めて受けた方のご感想を、
ご本人のご了承のもと、3回シリーズで掲載しています。

👉 Vol.1はこちらからどうぞ。

IFS 内的家族システム療法は、
私たちの心の中に存在する “さまざまな声や感情の部分=パーツ” と対話しながら、
自分の内なる世界を丁寧に見つめていくセラピーです。

パーツたちの背景にある思いや役割を理解し、
本質的な自分(Self)からその存在に寄り添うことで、
穏やかさや安心感が自然に広がっていきます。

今回も、年代や環境の異なる女性たちが、
それぞれのテーマをもってIFSセッションを体験されました。
その内なる旅の一部をご紹介します。

 

Aさん

【テーマ】
転職したくて行動しているのに中々できていない、という思いが自分の中にあって苦しかったので、
自分の心の中を詳しく理解したいと思った。

【ご感想】
Haruさんに話を聞いていただいて、今の仕事に関する資格を取るべきか、
でも正直に言うと気が進まないので、資格を取らないでいるか迷う、という葛藤が自分の中にあることがわかり、
そこを詳しく見ていくことにしました。

資格を取らなければいけないという気持ちを、自分の中にあるパーツの一つと捉えて擬人化し、
その「資格さん」はどんな姿をして、何と言っているかを探っていくプロセスがとても面白かったです。

声を聞いていくうちに資格さんは、幼い頃から自分の中にいて、
仲間はずれにならないように、叱られないように、やりたくなくてもやらなければいけないことをして、
私を守っていたことが分かりました。

想像の中で今の自分が、やりたくないことをしている2歳の自分をその場から連れ出し、
公園で遊ばせてあげたとき、辛い気持ちをたんぽぽの綿毛と一緒に空に吹き飛ばすと、
少し元気になった2歳の自分を見てほっとしました。

まだ資格を取るか取らないか決めたわけではないけれど、
葛藤して苦しむ気持ちは薄れたように思います。
資格については「流れに任せていいかな」と今は感じています。

自分の中のよくわからない感情を詳しく理解し、解放したい方におすすめです。
初めてIFSセッションを受けましたが、
自分の中にさまざまなパーツがあるという考え方は新鮮で、
自己理解の大きな助けになると思いました。ありがとうございました。

 

Kanaさん

【テーマ】
自己批判が日毎に大きくなっている状況が止められず、
常に追い立てられ、そんな自分に疲弊していた。

【ご感想】
「完璧を求めてはいけない」「批判してはいけない」など、
自分を苦しめているように見える思いも、
実は“自分を守るための役割”があって生まれていることに気づけました。

セッション後は「解放感」があり、
「自分を愛する」という感覚が初めて少し理解できそうな気がしました。

自分にいら立ちを感じる人、思考停止で動けない人、
頭の整理をしたい人、心の安心感を得たい人におすすめです。

この歳にして、やっと一皮むけそうな穏やかな新しい自分に出会えそうな気がしています。
過去にさまざまなセラピーを受けてきましたが、
これは一時的な安心感を得るものとは違い、もっと深く学びたいと思いました。
どうもありがとうございました。

 

J.H.さん

【テーマ】
自分の先延ばし癖に嫌気がさしていて、そこから抜け出せなくなっていました。

【ご感想】
すっかり忘れていたけれど、子どもの頃、腎臓が弱くて、疲れないようにしないといけないと言われたことを思い出し、
先延ばし癖は、私の身体を守ろうとしてくれていたんだと言うことを発見できたのは、ありがたかった。

身体が緩んで柔らかくなった。ちゃんとしなくてはと言う囚われが薄らいで、楽しみたい気持ちが出てきた。

自分の中に葛藤を抱えている方におすすめです。

 

 

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