タイムウェーバー開発者の来日講演会に参加して感じたこと

イキガイを生きる時代へ

先月、タイムウェーバー開発者マーカス・シュミーク氏の来日講演会に参加しました。
専門的な話題も多かったのですが、私の中で深く響いた部分を中心に、感じたことをシェアしたいと思います。

 

意識と物質の間にある “unconscious” の役割

講演の最初に語られたのは、
「タイムウェーバーは意識と物質をつなぐデバイスである」
という根本原理でした。

意識と物質の間には “unconscious(無意識)” が存在し、この領域こそが最も重要だといいます。
というのも、ここでいう意識というのは無意識から発生し、無意識レベルでの現実が、毎瞬、未来を創造しているからです。

私たちの行動、選択、興味、人生を形づくっている大元の力。
それは「頭で考えていること」よりも、もっと深い層からやってきている。
そしてタイムウェーバーは、この “無意識の領域の情報” を扱うデバイスです。

 

意識には二つの側面がある:Identity と Oneness

今回、私が特に共鳴したテーマがこれでした。
マーカスは、意識には二つの側面があると話します。

一つは Identity(個としての自分)
もう一つは Oneness(すべてとつながっている感覚)

世界はナショナリズムに向かっているが、同時に私たちは全てとつながっている存在でもある。
他者の苦しみや幸福は自分のものと同じだと深いレベルで気づくことが大切だと、マーカスは強調していました。

私たちは “すべてとつながっている存在” でありながら、同時に “かけがえのない個” として生きている。
どちらか片方ではなく、その両方を生きることが大切である。

この考え方は、私が大切にしている世界観と重なる部分が多く、深く納得しました。

 

“インドラの網” と無意識のネットワーク

無意識の説明として “インドラの網” の話が出たのも、とても印象的でした。

インドラの網とは、無数の宝石が網目のように互いを映し合いながら繋がっているという比喩で、
「世界の多くのものは関係しあっていて、微小なる1が全体でもあり、全体が微小なる1に含まれる」
という考え方を示しています。

マーカスはこれを無意識のネットワークの例えとして紹介し、
私たちがその繋がりに気づくひとつの方法が瞑想であり、タイムウェーバーも同じくそれを助けることができる、と話していました。

インドラの網の比喩は単なる概念ではなく真実だと私は思っています。
だからこそ、自分の在り方や意識は軽視できませんし、世界で起きている様々な出来事も全く「ひとごと」ではないと感じます。

 

AI時代——イキガイが最重要になる

今回の講演の大きなテーマが AI でした。
マーカスによると、
「AIの進化により、現在存在する仕事の80%がなくなる」
と言われているそうです。

さらに長寿社会が加速していくなかで、
“イキガイとは何か?”
という問いは、これからますます重要になっていく。

マーカスがタイムウェーバーを作った目的の一つは、
私たちが人生の意味(Meaning of Life)を見出すこと。
そして人生の意味とは「意味を探し続けること」であり、そのダイナミックな探求が人生を常にリフレッシュしてくれるのだと話していました。

タイムウェーバーの奥深さは、こういった開発者マーカスの深い意図からきているのだと感じます。

 

意識が不可欠な理由——タイムウェーバーにおける“人”の役割

今回の講演でマーカスが伝えていたのは、
どれほど技術が進化しても “人の意識” がタイムウェーバーの核であるということです。

タイムウェーバーは “意識を通して働く” デバイスであり、
人が関与しない状態では、分析結果はただのランダムな情報になってしまうと語られていました。

少し専門的な話になりますが、
量子の世界には「観察者効果」という概念があります。
観察(意識)が入ることで波動関数が崩壊し、初めて確定した結果が生まれる、いうものです。

タイムウェーバーもこれと同じく、
オペレーターの意識が関与することで初めて“意味のある結果”が立ち上がる。

つまり、オペレーターの意識・在り方こそが
タイムウェーバーの働きを左右する最も重要なポイントなのだと、改めて感じました。

 

最後に響いたマーカスの言葉

「私たちはそれぞれ、本当にユニークな存在である。
世界で、誰一人として自分と同じ視点を持っている人はいない。
あなたは唯一の生命力と、唯一の意識の絶対的に個別の表現(現れ)である。」

だからこそ、無意識から湧いてくる “自分が興味を持つこと” はとても大切。
それを掘り下げたり広げたりするために AI を活用することができ、そうすることで私たちがアクセスできる情報フィールドはさらに拡大していく。

そして、
「自分自身の人生を積極的に生きる」ことが人生の目的である。

と最後に語っていました。

 

もしマーカスの世界観をさらに深く知りたい方には、
今回の講演会でも触れられていた発売されたばかりの著書
『虚構も偶然も超えて〈第2の道〉へ跳べ! 霊性と科学の狭間に見える量子の世界』
もおすすめです。

少し難解な部分もありますが、
私も読んでみてさらにタイムウェーバーのこと、マーカスの世界観に対する理解が深まりました。

 

 

時代はこれからも急激に変化し、AIの進化もますます加速していくでしょう。

それでも「意識を持った人間にしかできない領域」は、決してなくなりません。

私も、全体とのつながりを感じながら、
“私にしか歩めない人生” をこれからも探求し続けたい。
そう改めて心に刻んだ、講演会でした。

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