前回のブログ更新から4ヶ月が経ってしまいましたが、
この間4ヶ月間、私はとても濃い時間を過ごしていました。
私を取り巻くエネルギーが一気に変わったような期間だったので、
何からどう書けば良いのか・・・という感じですが、
ここ数年の中でも私にとって、すごく充実した意義深い時間でした。
何をしていたのかというと、私がとても好きなアメリカ発祥の心理セラピー
IFS 内的家族システム療法の公式トレーニングに参加していました。
それも有り難すぎる流れで、5月、6月にオンラインのアジアトレーニングに参加し、
7月、8月は京都合宿とオンラインのハイブリットで日本で初開催された
公式トレーニングのプログラムアシスタントとして参加させて頂きました。
4ヶ月間、まさに文字通りIFS漬け。
IFS(アイエフエス)というのはインターナル・ファミリー・システムの略称です。
IFS 内的家族システムの開発者であるアメリカの家族療法士、リチャード・シュワルツ博士は、
家族療法の現場でクライアントと関わる中で
「心の中にもまるで“家族”のように、それぞれの役割を持ったパーツが存在している」ことに気づきました。
当初は外側の人間関係を改善するアプローチを行っていましたが、
それだけでは十分な変化が得られないことも多くありました。
そこでクライアントの声に耳を傾けるうちに、
自分の内側にいる多様なパーツと対話し、
理解し、癒すことこそが、本当の変化につながる
と気づいていきます。
こうして「自分の中のパーツとの関係性を育むこと」に焦点を移し、
IFSモデルが形づくられていきました。
このアプローチが 「内的家族システム」 と呼ばれるのは、
私たちの心の内側には“家族”のように多様なパーツが存在し、
それぞれが全体のシステムとして影響し合っているからです。
つまりIFSとは、心の内なる家族(パーツたち)との関係性を育み、
システムとしての調和を取り戻しながら、
より「本来の自分らしく」生きるためのアプローチです。
その後、IFSは何十年もかけて発展していき、今はアメリカから世界へ広がっています。
特にコロナ禍に急速にアメリカで認知され始めたらしく、
公式トレーニングを受けたくても順番待ちをしている人たちがたくさんいるという現状。
分断が進んでいるように思える今だからこそ、「関係性」を大切にするIFSが求められているのかもしれません。
そんな状況を聞いていたので、私が今回、
様々なサポート、タイミングに恵まれて、
公式トレーニングに参加できたのは本当に有り難い機会でした。
私が最も感銘を受けたのは、今回お世話になった素晴らしいトレーナー、
お二人の在り方に触れられたことかもしれません。
アジアトレーニングではNY在住で25年以上の臨床経験を持つ韓国人のヘギョン先生。
日本のトレーニングではヘギョン先生に加えて、
シュワルツ博士から直接指導を受けたイスラエル在住のエイナット先生が
このトレーニングのために日本に来てくださいました。
IFSはトラウマ治療にも使われる優れた療法ですが、
自分との向き合い方、在り方、
他者との関係性における在り方
を示してくれる叡智です。
トレーニングのセッティングも経験を大事にするもので、
トレーニング中に自分がトリガーされた(感情的な反応を引き起こさせられた)ことも、
「自分のどんなパーツがなぜトリガーされたのか」
内側を見るきっかけにしていきます。
そもそも英語でトレーニングを受け、
英語でセラピー練習をするという、
私にはチャレンジングな環境だったので、
毎日のようにトリガーされました。
でもその反応にただ巻き込まれるのではなくて、
劣等感を持っている自分、
不安で逃げ出したくなる自分、
新たな繋がりに喜びを感じる自分、
頑張っている自分を誇らしくなる自分など、
いろいろな私のパーツと出会い、
対話し、理解する期間でもありました。
アシスタント参加した日本のトレーニングでは、トレーナーのお二人はもちろん、
先駆者としてIFSを日本に広めている錚々たるメンバーの方たち、
カナダやハワイ、ニュージランド、韓国からトレーニングの
アシスタントとして集まった方たち、
心理士や精神科医の先生などプロフェッショナルなご参加者の皆さんなど、
たくさんの素晴らしい出会いがあり、
プレッシャーを感じるパーツもいながら、
リアルでお会いできたからこその交流や繋がりに喜びを感じ、
とても充実した時間を過ごしました。
この2つの公式トレーニングに立て続けに参加できた胸いっぱいの感謝の気持ちや、
たくさん心を動かされ感動した体験は、まだまだ書ききれません。
今回のトレーニングを通して改めて感じたのは、
IFSが自分を深く理解し、自分との愛ある関係性を育むための
本当に優れたアプローチだということです。
説明を読むだけではなく、実際に体験してみて、
初めてその深さや優しさが分かるセラピーだと思います。
IFSは「関係性を育む」アプローチなので、一度のセッションで完了するものではありません。
それでも、この機会にまず「体験してみる」ことをおすすめしたくて、
9月お申込み分までは、ご感想をいただける方を対象に、
期間限定で通常価格の半額でセッションをご用意しました。
ご興味がある方は、どうぞ気軽に体験してみてください。